Nomad20XX
未来工学研究所



   学びの段階が進んでいる人は法則が逆に働いていることを理解している。
何かをひきつけようとするのではなく、
自分自身を通じて創造するのだと。
私たちには避けることのできない旅があります。
その旅は、モーゼがたどった旅です。(ザ・モーゼス・コード)

 



・中国側に立って日本をどう捉えているか考える必要がある。おそらく、日本に対して台湾や朝鮮ほどの親近感はなく、アメリカやヨーロッパほど遠くもない微妙な立ち位置に見えるだろう。こういう場合、ジャパンドメスティックな過激なものは相手にとっては挑発性を感じて、もしかしたら嫌がられるかもしれない。むしろ、寿司、医療、マッサージ、温泉など「おもてなし」の精神が必要だ。

むしろ、中国とって今後、衝突する可能性があるのは今は仲良しのロシアだろう。シベリア問題でいずれ衝突する。そして、なんとロシアとアメリカが同盟を組み始めるだろう。これはキリスト教圏同士の同盟である。日本は、中華思想とキリスト教圏など、どっちつかずで俊敏に切り替していく必要がある。
日本は、アジアとの交流点、アメリカとの交差点、オセアニア地域との交差点といったように、地理的に重要な拠点に位置しており、この3つの円が交わった部分をうまく組織できれば、つまり、この3つの円を解体するのではなく、3つの円をすべて融合させることができれば、日本は多大な潜在的成長力をもちうるだろう。(21世紀の歴史 ジャック・アタリ)

・中華思想
中国は二国論を許容しません。これは絶対しません。するはずがない。中国人は「国境線を画定する」というふるまいにそのものに対して激しいアレルギーを持つ、ということです。

中華思想は天下すべてが中国を中心にひとつの調和した小宇宙を形成しているという宇宙観ですから、「国民国家」や「国境線」という概念自体にそもそも存在する余地がありません。

辺境の蛮族たちが中国中央に対して朝貢して形式的にでも臣従している限りは、文化的な恩恵は豊かにお裾分けしてあげるし、政治的な自治権も認める。ただし、心理的に臣属関係にあることだけは忘れるなよ、というのが王化戦略ですね。

台湾が「中国の辺境ですけれど、こっちは勝手にやらせてもらいます」というふうに形式的臣属関係を偽装しているなら、北京には干渉する気はたぶんない。でも、台湾が独立してしまうと、台湾との海峡に国境線ができてしまう。王化戦略にとっては「国境線を画定しない」ことが死活的に重要なわけですから、これは許容できない。

「こっちから向こうは中国じゃない」というふうに切り立てられることのほうがはるかに気分が悪い。そういうことではないかと思うんです。(街場の中国論 内田樹)
東京人は、欧米思想のことしかしらないので、芸術なんでもかんでも「現代アートとは、自分の表現とは、とかについて明確にしないといけない」と国境線のようなものを定めがちで困る。これからアジアの時代になるので、京都弁や中華思想のことを学ぶ必要がある。
・人類哲学
「強化儀礼」のほうは、生きる力を増進させる、あるいは日常生活を活性化させるためのものです。たとえば収穫を祈ったり、信仰を告白したり、祭りを行うなどが代表的な強化儀礼です。

そして「通過儀礼」とは、今までの状態から新しい状態へ移行するときに行われると話しました。 「通過儀礼」を3つの構造に分けて考えます。その3つとは「分離・移行・再統合」です。たとえば、成人式を考えてみましょう。成人式では「子ども」という状態から「大人」という状態へ移行するときに、儀礼が必要になります。いったん今までの子どもというグループから分離して、大人へと移行して、大人の集団の中へ再統合される。結婚も同じです。今まで所属していた家族のグループから分離して、移行し、そして新しい家族へと再統合するわけですね。洗礼を受ける、入信をするという場合も、新しく信者になるというのは、今までのグループから分離して、新しい共同体に組み込まれていくことを意味します。(現代霊性論 内田樹 釈徹宗)
今は、特に多くの若い人が「通過儀礼」を理解していない。分離・移行・再統合をしたことがない。むしろ、分離・移行・再統合という行為に強烈な「恐れ」を感じている。自分が今まで過ごしてきた環境に対して反抗ということはないけど、離れないといけない。
・今日から8月。今年もあと5ヶ月。7月はたくさん休んだので、あと5ヶ月頑張って仕事しよう。
・しかし、私にとってカルチャーやアートというものは、実はもう終わっているものであって、そこに新しい価値観や発見はなく、過去からの惰性であることが分かってきた。

・人のゴシップをばかりを追うパパラッチは、因果応報を受ける。
オバマ家では「フェイスブック(米大手SNS)の危険性や、SNSで飛び交うゴシップに首を突っ込むといった行為の危険性について、(娘たちと)たくさん話をし、子供たちとの会話に多くの時間を割いている」といい、「幸い、学校でもこの問題についての理解が深まり、インターネットや新しいネットワーキング技術を過度に利用することのプラス面とマイナス面について、家庭や親子の教育に力を入れるようになっている」と指摘した。


・人類哲学
「自分が欲するものは他人に贈与することによってしか手に入らない」という文化人類学的真理を私たちはこういう儀礼を通じて学習するのである。(内田樹)
貰うことしか考えていない人間は死ぬ。また、贈与と同時に報酬を求めている戦略的な人間も死ぬ。「思いやり」を持っている人間が生き残る。
「ホッファーはつねに「自己認識を深く」と言い続けた男である。たいていの問題は当人の自己認識の甘さに起因することが多いと指摘していた。しかし、「自己認識を深く、さもなくば思いやりを」と言ったのではなかった。「思いやりを、それが自己認識を深くする」と考えたのだ。(松岡正剛の千夜千冊)」
何の利益ももたらさない猫を飼うのは、犬のように服従心を求めるのではなく、猫が餌を求めているからただあげるのだ。
「人間は世界に影響を与えようとし、自分にとって都合のよいように改造しようともする。かつて私はこれを「参加機能」と呼んでいたが、今では「操作機能」と呼ぶほうが適切であると考えている。

認知機能と操作機能とが同時に作用している場合、その社会現象は参加者の未来に対する意図や期待によっても構成されることになる。「過去」はすでに決定しているが、「未来」は参加者の決断によって決まってくる。(ソロスは警告する ジョージ・ソロス)」


1492年8月3日 コロンブスが航海に出た理由
コロンブスはマラーノを代表して、マラーノが安心して暮らせる土地を探していたのではないかと考える研究者がいます。 そして、まさに彼らの安全保障期限が切れる8月2日の深夜、コロンブスは船乗りたちを船に集めていたのです。 つまり、ユダヤ教徒たちの安住の地、楽園をインディアスに求めた彼が、その発見と調査のために航海に乗り出したのではないか、というのです。
・マラーノ
ヨーロッパ・ユダヤ人の起源もなかなか古い。ふつうは、1492年に、当時の世界覇権国であったスペイン海洋帝国の都、マドリッドからユダヤ商人全員(ユダヤ500家族)が追放された事実を重視する。これを「ディアスポラ」(民族離散)という。この時を期にヨーロッパ各都市に広がったとされる。ディアスポラから生まれたのが「隠れユダヤ人」という思想である。本当はユダヤ人なのに表面だけカトリック教徒に改宗していた人々である。これの知識人版を「マラーノ」(スペイン語読みでは「マラノス」)という。ヨーロッパの優れた知識人階級は大半がこのマラノスである。スピノザやカール・マルクスだけではない。

 ジャック・アタリ(欧州復興開発銀行総裁)というフランスの超エリートが、次のように書いている。「日本人の知識人層もマラノス化してアメリカの支配に対抗するしかないだろう」となかなか鋭いことを最近書いている。アメリカでは「隠れユダヤ人」のことを「クローゼット・ジュー(Closet Jews)」という。(副島隆彦)


・私の哲学
私たちは21世紀の日本社会に向けて「麻雀に還れ」という断固たる思想史的宣言をなしたのである。 「麻雀に還れ」 なぜなら、私たちは人生についての(ほとんど)すべてを麻雀から学んだからである。 そして麻雀のうちには私たちがいまだ知ることのない無限の叡智が宿っている。 それゆえ老師は「人生は麻雀の縮図である」と道破されたのである。 麻雀において、すべては宿命であり、同時にすべては自由である。(内田樹)
21世紀は麻雀的性格を持ち合わせる必要がある。逆らわないこと、でも自由でもあること。それ以外はいえない。ダメな人は、常に計画的で一直線のものしか見てないかもしれない。
・1ドル=85円まで円高になっているのに、金も下落していて動きがおかしい。金がそろそろストーンと一度落ちる可能性がある。

<1492>
●1492年7月31日。スペインでユダヤ追放令が施行される。スペインのユダヤ人は、船でイタリア、フランドル地方、マグレブ、中東に向かう。途中たくさんの災難が待ち受けていた。倒れる者、立ち上がる者、死ぬ者、生まれる者、そして病気になる者もいた。彼らに同情を寄せるキリスト教徒などいなかった。

●1492年8月3日。 クリストファー・コロンブスが1回目の航海に出発する。

・昔の地図が好きでしょうがない。そのままインテリアとして使える。




・冷静に考えると、私は単純に景気熱に踊った世界が好きではないと感じた。私がバブル期を過ごしていたとしても、なんとなく嫌悪感を覚えていただろう。私が一番落ち着くのは、中世ヨーロッパの世界や、田舎のお坊さんの世界だね。

そう考えると、これから昔のように勢いもなくなって衰退していく日本は、自分にとっては非常に過ごしやすい風土なのかもしれない。当然、国家が衰退していくと、国民の心理や文化も落ち着いた方向へ向かう気がする。
・私のトランスフォーム力は、もはや神レベル。
管理人:Dr.J

船乗り。冒険家。未来学者。百姓。ユダヤ系日本人。市場研究家。未来工学研究所所長。「未来」を軸に文献を集め経済、国際関係、芸術、テクノロジーなど統合的に研究しています。

●格言集
Nomad20xx概要
私の哲学
現代哲学
芸術哲学
歴史哲学
教育哲学

人類哲学
心理哲学
時間哲学
貨幣哲学
アメリカ社会
日本社会

●現代世界

世界経済
世界関係
世界生態

●コラム
未来のための世界史講義
ルネサンス イタリア
ルネサンス ヴェネツィアの没落
ルネサンス 個人主義


方法的ユダヤ・キリスト教の歴史


●コンテクスト芸術
邪馬台国
計画経済
ヴィレンドルフ・ヴィーナス・デラックス
イソギンチャク
スフィンクス
光合成
線路
三位一体説

●読んだ本
<テクノロジー>
iPhoneとツイッターは、なぜ成功したのか(林信行)
電子書籍の衝撃(佐々木俊尚)

<国際関係>
世界を知る力(寺島実郎)

<社会>
ルポ貧困大国アメリカ(堤未果)